東京芸術大学のおとなりにあります。急いで大学に出かけるときでも、短い時間で到着することができます。
水害時や地震時の防災面でも比較的危険度が低いと考えられる場所に位置しています。

大規模水害対策
内閣府中央防災会議の「大規模水害対策に関する専門調査会」が2010年4月2日に記者発表した報告の「参考資料1-2」のページ32 スライド64 (利根川・荒川における氾濫状況と想定される被害)によれば、大規模水害で被害を受ける地域には見えません。
Sakuragi Apartment は次の画像の中央赤色丸のあたりにあります。

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ハザードマップ
建物は海抜15メートル以上に位置するため、水害による冠水も非常に可能性が低いです。ハザードマップにも、水没の危険性は示されていません。 また、水害時の避難場所は上野公園となっています。建物の道路を挟んだ向かい側が、避難場所となっているため、道路の反対側に位置する建物も水没はしないことがわかります。

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地震時の安全性
総合危険度ランク基準

東京都都市整備局地域危険度測定調査では、 地震時の危険性を5段階に分け、ランク1を危険性が低く、ランク5を危険性が高い、としています。

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また、危険性については、次の側面から評価しています。

建物倒壊危険度 (建物倒壊の危険性)
火災危険度 (火災の発生による延焼の危険性)
総合危険度 (建物倒壊や延焼の危険性)

この危険性について、台東区では危険度がランク1の地域は次の3地域しかありません(このリンク先にて確認できます)。上野桜木1丁目は第6回、第7回の調査結果ともに危険性の低い総合危険度ランク1と報告されています。
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詳細は、第7回調査結果のこちらのページの「上野桜木1丁目」の行でご確認いただけます。また、「災害時活動困難度」を考慮した危険度【新規】 として、災害時の避難や消火・救助等の活動のしやすさ(困難さ)を考慮した危険性も公開されています。この総合危険度では、残念ながらランクは危険度2となっている地域です。しかし、『「あなたのまちの地域危険度」パンフレット』には、「災害時活動困難度の測定方法」が「幅員6m以上の道路まで到達するのにかかる平均的な時間と、幅員4m以上の道路から容易にアクセスでき ない範囲が町丁目面積に占める割合を掛け合わせた 。値に基づき測定しました。」という方法だと記載されています。幸いにもSakuragi Apartment は、幅員8m程度の道路に面しているため測定方法に下線を引いている幅員6m以上の道路に到達する時間は0となります。このことから考えると、「上野桜木1丁目」の地域としては危険度2となっていても、Sakuragi Apartment の立地での災害時活動が困難なわけではなく比較的危険度は低いと考えられるのではないでしょうか。